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Simone Campanini

1977年イタリア・パルマ出身。演奏家、作曲家、技術者として幅広く活躍。そのいずれにおいても高いレベルの評価を受けており、それぞれの分野での活動が互いに強く影響しあい、科学・芸術において独特な観点を生み出している。

パルマ音楽院”アッリーゴ・ボーイト”にてオルガンとオルガン作曲を学ぶ。F. Tasini、後にS. Innocentiに師事。25年前より現在までパルマ大聖堂での首席オルガン奏者。

指揮者として、2004年より混声合唱団“Città di Parma”の指揮を務め、アレッツォ、ゴリツィアなどの国際合唱コンクールを含め、多くのコンクールで受賞している。

作曲家としては、イタリア作曲コンクールにておいて数々の賞を受賞。

最近では、第4回IFCM合唱作曲コンクール及び、第5回ワンダ・ランドフスカ国際チェンバロ作曲コンクールでグランプリを獲得。同コンクールでの受賞作品はオルガン奏者のジョヴァンナ・フォルナーリとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のオーボエ奏者であるクリストフ・ハートマンによる初演であった。

また、2018年第4回日本国際合唱作曲コンクール、第43回グイード・アレッツォ国際合唱作曲コンクールにてそれぞれ第3位を獲得。

2007年に、電子工学を専攻したパルマ大学を優等で卒業し、2015年に産業工学の博士号を取得。

2008年から現在まで、パルマ大学産業工学部の音響グループの共同研究者として活動している。