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Ambrož Čopi

リュブリャナ音楽院で作曲とピアノを学ぶ。1996年にデーン・シュケルの作曲クラスを卒業、大学院はウロシュ・ロイコのクラスで修了。リュブリャナのThe Academic choir Tone Tomšičの指揮者であるストヤン・クレトのアシスタントとして、またChamber Choir AVEの歌手として声楽の知識を得る。

これまで若手の教育者として学生たちに合唱曲の創作を奨励してきたが、昨今はスロベニアの若手作曲家の指導者となっている。合唱団とともに新しい作品の創作を活性化し、作曲家やクリエイターとのコラボレーションを多く実現した。オリジナル作品は4枚のCDに収録され世界中の舞台で定期的に演奏されている。彼の作品はAstrumとSulasolから出版されている。

 

彼は多くのスロベニアの合唱団を率い、国内のコンクール(金賞を15回受賞)、国際コンクール(1位を26回受賞)で結果を残し羨望の的となる。現在Chamber Choir KGBLとAkademski pevski zbor Univerze na Primorskemを指揮し、いずれもスロベニアのトップクラスの合唱団に数えられている。2014年には、スロベニアの音楽活動分野における最高賞である「Gallus Medal」と、国の権威ある賞であるプレセレン基金賞を受賞した。

 

スロベニア沿岸で開催される多くのイベントの主催者であり精力的なモチベーターである彼は、コペル国際現代音楽ビエンナーレ、コペル国際合唱フェスティバル(2000-2007)、声楽・器楽のための国際コンサートシリーズ「Simfonic voices」(2009-)、合唱団、ソリスト、合唱指揮者、作曲家のためのコンクールを組み合わせた国際ユース合唱フェスティバル「Aegis carminis」(コペル、2019,2021)を創設した。

また、様々な合唱イベントやコンクールに審査員として定期的に招かれるほか、国内外での合唱音楽セミナーに講師として参加することも多い。