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Laura Jēkabsone

ラウラ・ジェカブソン (生1985年)は、ラトビアの作曲家、歌手、指揮者、ボイストレーナー、そしてボーカルグループ 「Latvian Voices」の芸術監督兼歌手である。
ヤーニス・メディンシュ音楽高校を卒業後、ヤーセプス・ヴィートリス ラトビア音楽アカデミーで学び、2009年に音楽教育の学士号を取得。
学術的な教育に加えて、ラウファエル・インモス (スイス) の指揮、「キングス・シンガーズ」、「ヒリアード・アンサンブル」(英国)、キム・ナザリアン (「ニューヨーク・ヴォイセス」(米国))、カタリナ・ヘンリソン (「ザ・リアル・グループ」(スウェーデン))との歌唱、オスカル・ビアンキ (スイス)、ラファエル・チェンド (フランス)、ヴラジーミル・タルノポルスキー (ロシア)の作曲などのマスタークラスに参加してきた。
2011年にはボーカルグループ「アマルコルド」(ドイツ)主催の編曲コンクールで優勝、2014年にはコンテンポラリー・ア・カペラ・アワードのフォーク/ワールドソング部門にノミネートされ、2015年にはジャン・シベリウス国際作曲コンクールのファイナリストに選出された。また、ユニバーサルミュージック・ドイツのプロジェクト「Zeit der Wunder」に参加し、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、中国、日本、インド、オーストラリアでマスタークラスを担当した。2020年秋からは、アカペラ音楽編曲のワークショップを開催している。
2006年から、ユースクワイア”Maska”のアシスタント指揮者とボイストレーナーを務めている。ヤーニス・オゾルスが率いるこの合唱団は、ラウラの作曲した曲をコンクールやコンサートで演奏しており、ラウラの初のCD「Ziema」(2015年) をリリースしている。
ヴォーカルグループ「Latvian Voices」は、ラウラの人生において特別な位置を占めていいる。2009年に彼女と他の6人の女性たちによって設立されたこのグループは、さまざまな国際コンクールで優勝を果たし、2017年には「Latvian Voices a cappella festival」を創設した。