2015年に、信州大学混声合唱団のために書いた無伴奏混声4部合唱曲がこの曲の由来です。その後、2020年に陥った、新型コロナウィルスの感染拡大により、アーティストが活動の場を失うという深刻な事態に陥りました。この状況に置かれた東京のアーティスト支援のために出来た、東京都による『アートにエールを!』東京プロジェクトに参加するために、新たにピアノ伴奏付きの女声3部作品を作りました。 そして2023年、なんとかコロナ禍を脱した感のある世界の中で、多くの人たちがともに歌い合える時代が再びやって来ました。その喜びを分かち合う場である、2023年8月18日から20日まで開催の軽井沢国際合唱フェスティバルのためにこの《混声4部+ピアノ》版を新たに作りました。 軽井沢国際合唱フェスティバルは、2023年をもって最終回となりました。この曲は、卒業、卒団など、いわゆるフェアウェルソングとして人生の節目にうたう内容となっていますから、この曲を最後の軽井沢で歌い合うことは意義深いことだと思います。 この曲で、人と人が直接向き合って歌うことの尊さを味わっていただければ幸いです。
製本版とデジタルスコア版(ダウンロード版)の2種類あります。以下でどちらかを選択して下さい。
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作曲者:松下 耕 作詩者:みなづきみのり 声部:SATB 伴奏:ピアノ 言語:日本語 演奏時間:4’05” ページ数:16