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白いまち Finlandia-hymni

作曲者: 松下耕
作詩者: V.A.Koskenniemi (フィンランド語) / 松下耕 (日本語)

 

作曲者より

2001年の冬、私は、私の合唱団とともにフィンランドを訪れていた。ヘルシンキから北へ270kmほどのところにある、ユバスキュラ (Jyväskylä)という街に滞在し、ユバスキュラ大学で講演をしたり、合唱団のコンサートをしたりした。街はもちろん、あたり一面雪に覆われ、極寒の中にあったが、出会った人々はとても温かく、明るく、私たちを歓迎してくれたのであった。

寒さの中で出会った、人々の温かさは、心の奥底に染みた。涙が出るほど嬉しく、人と人の出逢いに感謝した私は、帰りのバスの中で、フィンランド人が第2の国歌のように愛し続けている、シベリウスの“フィンランディア”に合わせて歌うための、現地の人々への感謝の思いをうたったもう一つのパート、『白いまち』を作った。つまり、2群の合唱による作品となったのである。

歌唱形態は、私と共に彼の地を訪れた合唱団が女声合唱団だったので、女声合唱曲とし、この作品は、後に『合唱のためのエチュード』の中の1曲として発表されたが、2017年の新版発行の際、この曲は残念ながらラインアップから外れてしまった。しかし、2021年に新規開館する、浜松市のSALA音楽ホールの柿落としに、この曲を演奏していただけることになり、こうして再出版の運びとなった。関係各位に、心より感謝と御礼を申し上げる次第である。

うたは、単なる「音」ではない。人と人を結びつける、歓びと幸福の形である。

これからも、地球上が「うた」で結ばれ続けていきますように。

製本版とデジタルスコア版(ダウンロード版)の2種類あります。以下でどちらかを選択して下さい。

説明

作曲者: 松下耕
作詩者: フィンランド語:V.A.Koskenniemi / 日本語:松下耕
声部: SSA+SSAA
伴奏: アカペラ
言語: 日本語/フィンランド語
演奏時間:
ページ数: 8

【演奏動画】