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Paweł Łukaszewski

ポーランドの宗教音楽、合唱音楽界を代表する一人。ヘンリク・ミコワイ・グレツキ、クシシュトフ・ペンデレツキ、アルヴォ・ペルト、ジョン・タヴナーなどの作曲家の後継者と目されている。

 

ワルシャワのフレデリック・ショパン音楽アカデミーでチェロ(Andrzej Wróbelに師事、1992年卒業)と作曲(Marian Borkowskiに師事、1995年優等学位取得)を学んだ。

1996年よりショパン音楽アカデミーの教員となり、作曲の博士号と教授の称号を持つ。2016年、副学長に選出される。チリ、アルゼンチンでは客員教授を務めた(2003年、2006年)。

ショパン音楽アカデミーコンクール第1位(1994年)、第2回若手作曲家フォーラム(クラクフ)第2位(1994年)、第5回アダム・ディドゥールコンクール(サノク)第2位(1996年)、第27回国際「フロリレージュ・ボーカル・ド・トゥール」コンクール第2位(フランス、1998年)など、輝かしい功績がある。

 

作曲と録音で数々の賞を受賞。グローリア・アルティス銅メダル(2011年)、ポーランド教皇賞(2011年)、イエジー・クルチェフスキ賞(2015年)、福者ミハウ・ソポチコ記念賞(2017年)、ポーランドカトリック出版社フェニックス賞(2017、2018年)などを受賞している。

 

国際現代音楽研究所フェスティバルディレクター(1995年~)、Musica Sacra協会会長(2000年~)を務める。ZAiKS作曲家協会、フォノグラフィック・アカデミー評議会議長、チェストコワのガウデ・マテル国際聖楽祭芸術評議会メンバー。

また、アレッツォ、モスクワ、ブカレストの作曲家コンクールの審査員も務めている。ワルシャワ・プラハ大聖堂のMusica Sacra合唱団およびMusica Sacra出版の芸術監督兼指揮者。