Close

05/31/2021

2021年6月の新刊

夕方まで明るい日が続き、夏が近づいてくるのを感じています。
Edition ICOT6月の新刊案内です。

ICOT Choral Selection
無伴奏混声合唱のための『四季のうた』より「はる −はっとするはる」
Edition ICOT初の松本望先生作品です。みなづきみのり先生の、「は・ひ・ふ・へ・ほ」を巧みにあやつった楽しい詩に、めくるめく色鮮やかに変わっていく春の風景が目に浮かぶような曲がつけられています。アカペラで歌う楽しさが存分に味わえるようなこの曲は、様々な世代の混声合唱団におすすめです。

Ko Matsushita Choral Series
児童(女声)合唱のための「Rumbling なりひびく」
こちらのシリーズでは初めての松下耕作品です。曲は、中国の児童合唱団のために書かれたものです。テキストは、工藤直子先生の「のはらうた」を英訳して出版された「えいご・のはらうた」よりとられています。のはらうたといえば、自然の仲間たちが語るのが特徴ですが、この詩の主人公は雷。遠くから徐々に近づいてくる雷が、歌声だけでなく、ボディパーカッションなどを使い、表されます。比較的大人数の児童合唱団や、いつもとは少し違った曲を演奏してみたい女声合唱団におすすめです。

ICOT Masterpiece Selection
「ラシーヌの讃歌」
4月のリリースから2作品目のこちらのシリーズ。1作品目「Madrigal」と同じくガブリエル・フォーレ作曲×松下耕編曲です。原曲は混声合唱版。ジャン・ラシーヌの敬虔な祈りが込められたフランス語に、この世のものとは思えないほど、どこをとっても美しい音楽がつけられています。
松下耕の女声合唱版は絶版となっていたため、今回の出版に際して、新たにピアノパートの校訂を行い、出版いたします。ぜひお手に取って、ご覧いただきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です