2020年、この年は、この星に住む人類にとって忘れられない年になりました。新型コロナウィルスがパンデミックを起こしたからです。私たちは行動の自由を奪われ、うたうことも許されなくなってしまいました。世界中の人々が希望をなくす中で、少しでも癒しと勇気が感じられれば、と、この曲を書きました。この曲は、新型コロナウィルスの出現がなければ存在しなかったものなのです。
この曲を書き、私の合唱団のメンバー有志が自宅で一人ずつ別々に歌い、録音したものをミックスしてYouTubeで発表したところ、大変多くの反響をいただきました。楽譜が欲しい、とのご要望も多く、こうして出版されたことにより多くの皆様に歌っていただけることになりました。
テキストは、愛してやまない詩人、谷川俊太郎さんの「生きる」の英語訳です。英語のテキストにした理由は、英語の方が世界各国の方々の理解が得やすいと思ったからです。
この曲には、混声4部版と女声3部版があります。皆さんの祈りを、この詩と共に歌い上げていただきたいと思います。
製本版とデジタルスコア版(ダウンロード版)の2種類あります。以下でどちらかを選択して下さい。
— もしくは —
作曲者: 松下耕 作詩者: 谷川俊太郎 声部: SATB 伴奏: アカペラ 言語: 英語 演奏時間: 3’30” ページ数: 8
◆演奏情報◆ 指揮: 松下 耕 合唱: 耕友会の有志数人による個別録音をミックスダウン ミックス&マスタリング:葛巻善郎