A-1、児童合唱(13歳以下)の部の課題曲は、毎回私が『ごく簡単な』『小学生でも難なく歌える』無伴奏の課題曲を書いて発表している。今年の課題曲『みち』も、d-r-m-s-lの5音によるメジャーペンタトニックを使用した、非常に簡単な無伴奏の2声の合唱曲である。調性は、変ホ長調―ロ長調―ホ長調と変化している。転調は一見容易くはなさそうに見えるが、移動ドで練習すれば全くストレスなく、綺麗な転調を表現することができる。曲はカノンでできており、中間部はアルト先行、その他の部分はソプラノ先行で歌われる。ポリフォニーの基礎であるカノンは、上下両パートともに旋律の楽しさを味わえるから、無伴奏の楽曲にはとても相性が良いのである。 いつもピアノの伴奏を伴った作品ばかり歌っている児童合唱団の指導者の皆さんには、ぜひこのようなア・カペラの作品を採り上げていただきたい。子ども達は、大人が思うより簡単に歌ってしまうことだろう。
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作曲者: 松下耕 作詩者: 谷川俊太郎 声部: SA 伴奏: アカペラ 言語: 日本語 演奏時間: 1’30” ページ数: 8