Zuzanna Koziej
ポーランドの作曲家・編曲家。ワルシャワのショパン音楽大学を卒業後、イタリアのトリノにある国立ジュゼッペ・ヴェルディ音楽院で研鑽を積む。エリクス・エシェンヴァルズ、ボブ・チルコット、松下耕、パヴェウ・ウカシェフスキなど著名な作曲家から指導を受ける。2021年には文化・国家遺産省の奨学金(「Young Poland」プログラム)を受賞。
2023年2月、合唱曲と声楽・管弦楽作品を収録した初のモノグラフィックアルバム「Music of Trust」を、ヴロツワフ国立フォーラム合唱団とアグニエシュカ・フランクフ・ジェラズニー指揮で発表。
他のアルバムにも作品が収録されており、シュチェチン海洋大学合唱団のCDに「Water Nymph」が、また2022年にアメリカで開催された国際作曲コンクール「The Lamb’s Journey」で優勝した作品「The Lamb」が、2024年3月にアンサンブル・アルテラの同名CDに収録された。
国際作曲コンクールで数々の賞を受賞。2023年の近年の成果として、アメリカのフェニックス・ボーイズ・クワイアによる「New Works Rising」合唱作曲コンクールで3位に入賞し、他の2つのコンクールでも優秀賞を受賞。
作品は、アメリカ、ドイツ、イギリス、エクアドル、リトアニア、ラトビア、エストニア、イタリア、セルビア、ウクライナ、トルコ、オランダ、ハンガリーなど世界各国で演奏され、その多くは国際交流プロジェクトの一環として行われている。自身でも「Zaufanie-Vertrauen. 音楽を通じてポーランドとドイツを結ぶ」というプロジェクトを主催し、自作の「Mass of Trust」をドイツとポーランドの合唱団が共同で演奏し、両国でコンサートを行った。聴衆と演奏者の双方にとって、新しい発見をもたらし、教え、結びつける音楽に深くコミットしている。
ウェブサイト:www.zuzannakoziej.com